ネットモラル系ネタ

小中学校に情報教育係 ネット・モラル指導徹底へ 佐世保市教委(西日本新聞)
モラルが課題 まず教員が理解必要  京都市立校の管理職ら研修 (京都新聞)

学校の教員って立場がぬるま湯のつもりで余裕こいてた公務員たちが、気がついたら生徒のほうが自分らの知識、能力を上回っているって分析できたのは画期的だね。実は生徒たちは隣の温泉でとっくに元気になってた、みたいなノリ。だけど、そのあとにモラルを教えなければならないってのはナンセンスすぎるのではないかね。モラルとやらの現状も、ここでいう、「ネットワーク社会の光と影」も、生徒のほうが十分体験して熟知しとるっちゅうの。

そもそも今回の事件の原因がネット側とやらにあったと仮定しても、日本を含めどこの先進国でも大人間でネットが関連したトラブルが頻発している以上、トラブルの原因がモラルではない、もしくはモラルそのものが幻想であることはわかりそうなものなんだけど、どこかで思考が歪んでしまうらしい。国家とか国境で区切られていた人間の行為範囲が突き破られたのだから、それらを保持する役目をはたしていたいわゆるモラルのような行動規範はとっくに崩壊してると思うのだけど、その感覚は彼らには生涯わからないのかもしれぬ。

リアル と ネット が別世界だと思う宗教的脅迫観念は第3者に揺るがせるものじゃないのだろうけど、もう自分たちの時代が終わってることぐらいは把握して欲しいんだがそうもいかないところが歯痒い。

さて仕事すっか。