最早何も言うまひ

某湾岸地区某巨大企業会議室のある日の風景

私「失礼します」
偉い人「ご苦労様、まあ座り給へ」
私「ありがとうございます」
偉い人「早速だけど、せっかく遠いところ来てもらって申し訳ないというかなんというか。。」
私「は、はい、なんでしょうか」
偉い人「ミカカとそのグループ企業は我等にとっても最重要顧客なんだよ、そこから人材を引き抜くのは人事的にいかんともしがたいというかなんというか」
私「は、はあ、、そそうなんですか?」
偉い人「君のキャリアを拝見すると、今すぐにでも即戦力になりそうなんだが政治的にこれはいかんともしがたい。。残念だ。」
私「あ、そうなんですか、、、残念です」
偉い人「うむ。。」
私「もしチャンスがまたありそうならばよろしくおねがいします」
偉い人「うむ。。。」
私「で、ではこれで、、」
偉い人「申し訳ない、、、」

大切な土曜日の午後が終了した瞬間を忘れないようにここに記す