出生率回復、消費も拡大 男女参画の将来像報告(共同通信)

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合計特殊出生率と既応出生児数の違いがわかってない人が多い気がするのだけど、合計特殊出生率には結婚してない女性も含まれてるわけで、結婚した夫婦が平均して何人子供を生んでいるかという視点を捉えれば、実は、1950年代に結婚した夫婦から1980年前後に結婚した夫婦まで2.2人前後で安定してるらしいよ(佐々井 司 近年の夫婦出生力変動とその規定要因 1998) 要するに合計特殊出生率が低下しているのは、結婚した夫婦が世の中が子育てに向いてないから子供を生まないのではなく、結婚しない女性が単に増えただけってことだと思うのだけど、世の中の議論が違う方向に向いている気がして甚だ疑問。調子にのって男女参画とかよくわからない議論が出てくるあたり、政治的に逝っちゃってる気がしました。専業主夫になりたい男性のほうが社会的に迫害されてる気がするけど。女性のほうが人生の選択肢が多くないですかねぇ。お金稼いで遊びまわって自分探しとか高校生みたいなことしてる人が目立つけど気のせい?

ちなみに合計特殊出生率を上昇させるのは人権を考えなければ簡単ですよ。会社などの女性社員の割合を一定以上上回らないようにして、男性社員の割合を増加させる。女性社員が減った分男性のフリーターで仕事探してる人を雇う。んで、女性は子育てをする。もちろん現代社会として有り得ないわけだけど、生物としては自然な姿ではありますよね。性差によって役割分担して、子孫を残すことのみに機能を特化する姿ですから。そこからかけ離れれば離れるほど子孫を残す機能に逆行するんだから子供も減るだけですよね。結局そういった生物的な矛盾を孕みつつ子供増やそうなんて、スウェーデンでもない限り無理でしょ。

男女差別を推奨してるわけじゃないですよ。機能的に分析してるだけです。